高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます。高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。
高血圧を放置すると、脳卒中や心臓発作、腎不全等、重大な病気になりかねません。
早めにご相談ください。
なんらかの原因ですい臓から分泌されるインスリンの分泌量が少なかったり、働きがよくなかったりすると、ブドウ糖が細胞内にうまく吸収されず、血液中にあふれ出てしまいます。こうした状態が続くと、血液中のブドウ糖の量(血糖値)が慢性的に増え、からだのさまざまな部分に悪影響が出てきます。これが糖尿病という病気です。
糖尿病は自覚症状がほとんどありません。
下記のような症状がある場合は、すぐにご相談ください。
脂質異常症とは、血液中にふくまれるコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)などの脂質が、一定の基準よりも多い状態のことをいいます。血液中に余分な脂質が多くなると、動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなります。それが脂質異常症という病気です。
「脂質異常症」はこれまで「高脂血症」と呼ばれていましたが、動脈硬化学会のガイドライン改訂にともない診断名が変更になりました。